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RoHS
有害物質使用制限指令（RoHS指令）
対象製品： 電気製品・電子部品・半導体全般
概要： 欧州では、有害物質の電気・電子機器への使用を制限するため、2006年7月1日からRoHS指令（DIRECTIVE 2002/95/EC OF THE EUROPEAN PARLIAMENT AND OF THE COUNCIL of 27 January 2003 on the restriction of the use of certain hazardous substances in electrical and electronic equipment）が施行され、鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、PBB、PBDEの6物質が有害物質として使用の制限がかかり、2013年にRoHS（II)として、4物質が追加されている。
現在の規制物質は、
1.鉛
2.水銀
3.六価クロム
4.カドミウム
5. ポリ臭化ビフェニル（PBB）
6. ポリ臭化ジフェニルエーテル（PBDE）
7.フタル酸ジ-2-エチルへキシル（DEHP）
8. フタル酸ブチルベンジル（BBP）
9. フタル酸ジ-n-ブチル（DBP）
10. フタル酸ジイソブチル（DIBP）
となっている。「
RoHSは指令であるため、EU各国はこれを元にした法律を作らなければならない。但し、加盟国は指令より厳しい法律を制定することは出来ない。
対象製品は、2019年7月22日から全ての電気電子機器 （軍事用機器、宇宙用機器、産業用大型固定工具、大型固定据付機器、輸送機器、ソーラーパネルは除く）が対象となっている。
対応策： 輸入者は、製造者より有害物質含有量の情報を入手し、保管する。取引先から求められたときにはコピーを提出する。
REACH
ドット・フランク法